「授業中に一生懸命メモしてるのに、あとから見返すとよく分からない…」
「ノートをきれいにまとめるだけで時間が溶けていく…」
正直、僕もずっとこのタイプでした。ノートを書くだけで満足して、テスト前に読み返しても全然頭に入ってこないやつです。
でも、ChatGPTをノートづくりに使い始めてから、授業の理解度がかなり変わりました。
きれいなノートを作るというより、「理解のためのノート」が作れるようになった感覚に近いです。
この記事では、ChatGPTを使って大学ノートを効率化する3ステップと、
僕が実際に使っているプロンプト(指示文)をそのまま紹介します。
なぜChatGPTでノートを効率化すると楽になるのか
まず前提として、ノートって「全部きれいに書く」必要はないと思っています。
むしろ大事なのは、
- 授業の要点が整理されていること
- あとから見返したときにすぐ復習できること
- 自分がどこを理解できていないか分かること
ChatGPTをうまく使うと、このあたりをかなり自動化できます。
授業中はざっくりメモだけ取っておいて、授業後にChatGPTで「整理・要約・確認テスト作成」を任せるイメージです。
僕も最初は「それズルくない?」と思ってましたが、実際にやってみると
“丸投げして終わり”ではなく、“理解のための補助ツール”という感覚に変わりました。
ChatGPTでノートを効率化する3ステップ
ここからは、僕が実際にやっている流れをそのまま紹介します。
「授業中はメモだけ → 授業後に整理」という流れです。
STEP1:授業中は「箇条書きメモ」だけに集中する
まず授業中は、完璧なノートを作ろうとしないで、キーワード中心のメモだけに集中します。
例えばこんな感じです:
・ニュートンの運動法則 ・F = ma ・等加速度直線運動 ・摩擦力の種類 ・静止摩擦係数 μs、動摩擦係数 μk
板書を全部写すのではなく、「あとでChatGPTに渡せば思い出せそうなキーワード」を拾うイメージです。
紙ノートでも、タブレットでも、PCでも大丈夫です。
STEP2:授業後にChatGPTに要点整理をお願いする
授業が終わったあと、そのメモをChatGPTに貼り付けて、
次のような指示を出します(そのままコピペOKです)。
【プロンプト例1:授業内容の整理】 以下は、大学の講義中に自分用にメモした内容です。 このメモをもとに、 ・今日の授業のテーマの概要 ・重要な用語の説明 ・公式や関係式の意味 を、大学1〜2年生にも分かるレベルで整理して説明してください。 --- (ここに授業メモを貼る) ---
これをやるだけで、「自分のメモ → ちゃんとした授業ノート」に変換されます。
僕はこの時点で、分かりにくい部分には
「ここもう少し詳しく」「高校物理レベルで説明して」など追加で聞いています。
STEP3:復習用の「確認テスト」を作ってもらう
最後に、復習用のミニテストをChatGPTに作ってもらいます。
これをやると、ノートを読むだけより圧倒的に頭に残ります。
【プロンプト例2:確認テスト作成】 先ほど整理してくれた内容をもとに、 ・4択問題を3問 ・穴埋め問題を3問 作ってください。 難易度は大学1〜2年生レベルでお願いします。
テスト前にこのミニテストを解くだけでも、理解の抜け漏れチェックにかなり役立ちました。
実際に使えるプロンプト集【コピペOK】
ここからは、僕が実際によく使っているプロンプトをそのまま載せておきます。
授業メモを貼って使ってみてください。
① 講義の要点を整理してほしいとき
以下のメモは、大学の講義中に自分で取ったメモです。 この内容をもとに、 1. 授業のテーマの概要 2. 重要な用語とその説明 3. 覚えておくべき公式・関係式 を整理して説明してください。 大学1〜2年生にも分かるレベルでお願いします。 --- (メモを貼る) ---
② わかりにくい用語だけ、かみ砕いてほしいとき
以下の用語について、「高校生にも分かるレベル」で説明してください。 ・専門用語をできるだけ使わない ・身近な例を挙げる という条件でお願いします。 --- (例:静止摩擦係数、ヤング率、エントロピー など) ---
③ 復習用のミニテストを作ってほしいとき
以下の内容をもとに、復習用のミニテストを作ってください。 ・4択問題を3問 ・穴埋め問題を3問 ・最後に簡単な記述問題を1問 難易度は大学1〜2年生レベルでお願いします。 --- (授業メモ or 整理されたノート内容) ---
僕がやってみて感じた「うまくいくコツ」と「微妙だった使い方」
正直に言うと、最初からうまくいったわけではなくて、
「それっぽいけど、なんか授業とズレてるな…」ということもありました。
いろいろ試してみて感じたコツは、次の3つです。
- 授業メモをそのままコピペするより、自分のメモ+キーワードを少し整理してから渡す
- 「大学1〜2年生レベルで」「高校物理レベルで」など、レベル指定をする
- 分かりにくいと感じたら、その箇所だけ追加で深掘りをお願いする
逆に微妙だったのは、「全部ChatGPTに丸投げして自分は読まない」パターンです。
これはマジで頭に残らないので、
「自分のメモをベースに、一緒に整理してもらう」くらいの距離感がちょうどいいと感じました。
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まとめ:ChatGPTは「ノートをきれいにするため」ではなく「理解を深めるため」に使う
ChatGPTをノートづくりに使ってみて感じたのは、
きれいなノートを作るツールではなく、「理解するための相棒」だということです。
授業中は無理に全部書こうとせず、キーワードだけメモ。
授業後にChatGPTで整理してもらい、最後にミニテストで確認。
この流れに変えただけで、僕はだいぶ勉強が楽になりました。
「ノートづくりがしんどい」「授業の内容が頭に残らない」と感じている人は、
まず1コマ分だけでいいので、今日紹介した方法を試してみてください。
きっと、“ノート=書くだけの作業”から、“理解のためのツール”に変わるはずです。

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